新高血圧治療ガイドラインが発表されました

最新医療情報「ちょい高」血圧に気をつけよう!

日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019」から

 

 

日本高血圧学会の高血圧治療の指針が今年4月、5年ぶりに改定!

患者さんにとって一番見逃せないのは、130~139/80~89㎜Hgを「高値」血圧としたこと。それまでは「正常域」でしたから、「高値」という名称を心配に思った人もいるでしょう。

これって、「高血圧なのか?」と聞かれます。「高血圧の基準が下がったので、薬を飲まないといけないのですか?」ともよく質問されます。

 

どうして、そうなったか!

アメリカの研究で、正常血圧とされていた130~139/80~89mmHgでも、生涯のうちに高血圧へ移行する確率が高く、「120/80mmHg未満」の正常血圧と比べ、心血管系死亡リスクが1.5倍以上になることが明らかとなったからです。その結果、アメリカをはじめ、欧米では高血圧の基準が130/80mmHgに下げられました。

 

では、日本では、どうでしょうか?

今回の改定でも、高血圧は 140/90mmHgと変わりませんでした。

欧米と日本では、肥満など体格も大きく違うし、塩分や高脂肪食などの食事の摂り方もだいぶ違いがあります。ただし、欧米化の食生活や肥満などが、このまま続けば、近い将来は、日本の高血圧の基準も、欧米並みに下げられるとは、確実と思われます。

そのため、高血圧にならないための準備段階として、「高値」血圧という基準がつくられたのです。従来の「病気になったら治療するという姿勢」から、「ちょっと高くなったら病気にならないように気を付けよう」というものです。

 

早期から生活習慣の改善を!

このちょっと高くなった時点で、早期から生活習慣を改善して、「120/80mmHg未満」へ積極的な降圧を目指そうというものです。みなさんが心配しているような、「すぐに薬を飲んで血圧を下げなさい」というのではありません。ましてや、製薬会社と医師側の陰謀でもありません。

しかし、薬は飲みたくないけど、ただ何もしないで、「高値」血圧や高血圧を放置していればいるほど、禁煙や運動、減塩などの生活習慣の改善の効果は悪くなり、血圧を下げることが難しくなるのは、事実です。ついには脳卒中や心筋梗塞を発症し、結局、降圧剤を一生涯、服用する羽目になってしまいますこのちょっと高くなった時点で、生活習慣の改善を始めることが大切なのです。

 

勧められる生活習慣の改善とは

 

 

 

厚労省認定の健康増進施設「ドクターズジム下関」では、運動と食事から、薬だけに頼らない効果的な高血圧治療を行っています。自分では、なかなか、改善が難しいと思われたなら、お気軽に、当施設にご相談ください。

健康食で有名な「タニタ食堂」の日替わり定食を提供しています。美味しくて、しかも一食3gの減塩食です。